人間の脳の性質を活用する

目の前のことを「楽しい」と思ったとします。するとその瞬間に、脳内には快楽物質が分泌されます。また、過去の楽しかった体験を思い出しているときも、まるで目の前にその現象があるかのように快楽物質を出します。
脳は過去という認識をしないようです。同じように、自分の未来にこうなって欲しいとか、楽しい、面白いことを想像しただけで、まだ実際には起こっていないのに、脳は快楽物質を出します。逆もまた真なりで、過去や現在、そして未来のことを嫌なことや不快なことで脳内が占領されてしまうと、脳内に不愉快物質を出してしまいます。
 

このことから、脳は過去、現在、未来という時間的な区別、認識ができないようです。人間の脳というのは、他の動物に比べてかなり発達しているということは周知の事実です。にもかかわらず、なぜ人間の脳は時間的な区別、認識ができないのでしょうか?それは、私たちの住む世界には過去、現在、未来という概念がなく、「現在」しか存在しないようです。過去の楽しいことでも不快なことでもそれを思い出すことで現在に引き寄せることもできますし、未来のイメージを思い描き続けると結果として、それを現在に引き寄せることもできるということでしょう。
 
聖書には「はじめに言葉ありき」と書かれています。これは、人類の創世記の思想ではなく、今までも、そしてこれからも普遍的な法則として存在し続けるのかもしれません。言葉は脳で考えたことを外に発しますので、その人の考えが素直に表現されることになります。ということは、これからの生き方がとても楽しくなってきます。常に、いい言葉を発し続ける、そして、まだ起っていないことに対しても、「~してくださってありがとうございます」と言い続ける。そうすると脳はいい言葉を発した現象を探し始めるでしょう。そして、そのような現象が起りやすくなるはずです。

さらに、言葉の力をより一層促進させるためには

言葉の身体化

つまり、思考と身体が一体になる必要があります。普段はあまり、身体には意識が向かないものですが、身体は、私たちの無意識の貯蔵庫である、という言い方もできます。無意識をきれいに整理すれば、言葉の力にもより一層パワーが増すと考えています。

無意識、身体レベルをきれいにする方法を体験講座の中で詳しく行っています。

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