目に見えない潜在意識

膨大な過去のデータを保有している「わたしたち」は、いったい、どのようにその情報を検索しているのでしょうか?

表層的な生活の行動パターンは、生活習慣によってほぼオートマティックに支配されています。深層的には(無意識の行動)、身体情報は常時、求心的な経路を利用して脳中枢にコントロール信号を発しています。つまり、身体から脳に自動的に情報を送っているということになります。エドモンド・J・コブソンは

「完全にリラックスした身体には不安な心は宿らない」

と明言しています。健康も幸福も同じ身体状態で起こります。とうことは、幸福を感じたければ、頭で考えるのではなく、身体を十分に脱力させることが近道になるということです。

私自身、これは何度も経験しています。考え事や仕事のことで頭がオーバーヒートしそうなとき、人の手を借りて身体を脱力させる、そうすることでオーバーヒート寸前だった頭の中がクリアになり、また新しい考えが浮かんでくる。今の世の中は身体的なことよりも、感情的なことが起因となって脳がオーバーヒートすることが多くなっていると思います。
 
また

「病理と不幸も同じ身体状態である」

とストレス理論にはありますが、これは、言うまでもなく「緊張と脱力」の相違です。「緊張」という身体状態は、膨大なデータの中から「緊張」に相当する情報を検索していきます。そして、過去の緊張体験を無造作に再生するのです。また、「脱力」という身体状態は、同様に膨大な過去の情報から「脱力」につながる情報を引き出し、その幸福な体験を再生して、天啓のように私たちに感動と生きる喜びを感受させているのです。
つまり、「脱力」は究極の幸福法と考えることができます。

「脱力」の基本的な方法を体験講座の中でも詳しく解説しています。

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