コミュニケーションがうまくいかない理由

これは、脳の働きを見るとよく分かります。
普段、私たちは大脳を使ってコミュニケーションをとっています。ご存知のとおり、大脳は「大脳新皮質、大脳辺縁系」に分けられます。大脳新皮質は心や言葉を司る脳です。考え事や悩みもここで行われています。つまり、考え事や悩みがあると、人の話なんて右から左になってしまうということなのです。
 
大脳辺縁系、ここは感情、本能の働きがあります。哺乳類の脳と言われ、ここはとても強烈な働きをしています。八つ当たりをしたこがある人は多いでしょう。つまり、心で感情を操作できなくなったときに引き起こされる現象といえます。
 
脳幹の働き、ここがとても重要。一定のリズムや姿勢、呼吸を安定させる働きを持っています。脳幹があるから、私たちは暑さ寒さに耐えることができるし、病気になっても回復することができるのです。
 
誰でも進歩したい、でも挫折を経験すると、挑戦するのが怖くなります。そういった恐怖心は、脳全体ではしまい込むことができずに、筋肉に緊張という形で蓄積されます。PTSDがいい例でしょう。

自身の身体の声に耳を傾ける

これが、効果的なコミュニケーションに必要な第一歩なのです。背中にはその人の本心が詰まっています。私自身、延べ7000人以上の人の筋肉に触れてきたからよく分かります。その時々で常に変化しているのです。

植物を例にとってみましょう。通常のコミュニケーションは枝と葉っぱで行われているということ。ところが、幹、根がグラグラしていたらどうでしょう?まずはそこを手当しようと思うのではないでしょうか?

私たちは生活の中で様々な「圧力」を受けています。

疲労がその例です。
大脳だけで処理することには無理があるのです。私たちの身体の「声」を聞く必要があります。そこを無視している限り、同じことの繰り返し。これは、私自身がいやというほど体験してきました。

アメリカの会社の重役のほとんどが瞑想をしているという事実。これは、外の世界を変える前に自分の内面を安定させることの重要性を知っているのです。

喜びは、脳だけで感じるものではなく、身体全体で感じるもの。それができれば、自由自在に自分をコントロールできるようになります。言葉だけのコミュニケーションに限界があるのはこういった理由があるのです。

自由自在に自分をコントロールできる方法は体験講座の中で詳しく解説します。
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