本能レベルにまで届く、人との関わりの温かさとは？

私が現場で行っている「ホットストレッチ」というリラックス法は、言葉を一切使わない。
にもかかわらず、終わったら、自然に笑顔を取り戻す人、眼がイキイキする人など、眼に見える効果は様々です。人によっては、涙が止まらなくなる人もいます。
これは普段、感情を奥底にしまいこんでいるため、感情が表に出た時に引き起こされる一種の「反応」です。この涙をしっかり拭い取れば、爽快な感情を取り戻すことができます。爽快な気持ちになれば、行動は自動的。自分の望む「未来」に向けて、確実に歩みを進めていけます。

私は心身を「クリアにする」と呼んでいる。
なぜ、言葉を使わなくてもクリアになるのか？
それは、人間の五感のひとつ「触覚」を使うからです。
　
五感の中で最も強いのは「視覚」だと言われています。視覚だけに頼るのは、他の感覚を鈍らせてしまう危険性も一方であるのです。

そこで、ホットストレッチの一番の得意技、「触覚」を蘇らせることです。
海外では、スキンシップが頻繁に行われています。これは、言葉のハンデを超えるのには持ってこいの方法だということを本能的に知っているからではないでしょうか？親近感がすぐに湧いてきます。
ここでの触覚の使い方ですが

相手の肩に静かに手を置き、温もりを感じます。そして、ゆっくり息を吐きます。息を吐くだけで、一定の力が相手に伝わります。しばらく息を吐いた状態で固定し、ゆっくり手を放す。たったこれだけです。

だが、これだけの単純な動作がとても難しいのです。
なぜなら、これらの動作は

「力が抜けきったときに相手に伝わる」

ものなので、書かれたとおりにやっても、力が入っている限り、効果はでないからです。私が触れた多くの方々からは、

「暖かい」
「カイロでも貼ってるの？」
「じわ～っと広がる」

など、多くの声を頂いています。私の手が、大きめであるという利点もあります。しかし、無駄な力を入れやすい状態で、心身のコントロールがうまくできなかった私が、温かさを人に伝えることができるようになったとき、それは、以前よりもはるかに心身のコントロールができるようになった証拠なのです。
この因果関係は切っても切れない。この方法については体験講座で詳しく述べています。
http://www.stresscaresupport.com/experience/

自分自身を自然体に戻すために、身につけていただきたいことがひとつだけあるとすれば、この方法です。それだけで、自分だけでなく、触れた人の心身をクリアにしてくれるでしょう。変化が必ずや訪れます。

詳細はＨＰにも掲載しています↓
http://www.stresscaresupport.com/