なぜかって?人それぞれ感じ方が違うんですから・・・温かさは誰にでも伝わります。
要は、温かさが伝わった後の話です。
人間の感性って素晴らしいですからねえ!私自身もびっくりするような感覚、声を多くいただきます。ありがたい。本当にありがたいことです。
ところが、中にはこんなことがある。
全身がだるくなりすぎてすぐには起き上がれない。
前よりも痛みや症状が増えたように感じる。
この例で大きなクレームを頂いたことがあります。私の説明不足が招いた失敗談です。
なので、ホットストレッチの基礎実技を習得される方に予め伝えています。このようなことが場合によっては起こることがある。しかし、安心していただきたい。なぜなら、
起き上がれないくらい、本当は心身困憊になっていたにも関わらず、脳のセンサーが鈍り、結果的に自覚できなかったのです。
ストレスの最も厄介なもののひとつに
「無自覚な部分が多い」
というものがあります。これは、ちょっと例をあげてみましょう。日中、壁に腕をぶつけたことに気づかず、一日過ごすことがある。そして夜、ふと自分の腕見ると、あざができていた。あ!そういえばあの時ぶつけたかも?なんて経験はないだろうか?
これは、痛みを感じるセンサーが鈍ってしまうと起きる。この程度ならばまだいい。起き上がれないくらいに心身困憊していたことに気づかないということは、
どういうこと?
倒れるまで動き続けるということだよ。虚弱体質の人はラッキーって書いたことがあります。これは、
疲労を早めに察知できている証拠なのだ。
休息、活動のメリハリがしっかりできれば全く問題ないんです。だから、一時的に起き上がれないくらいだるさを感じるということは、
それ以上に本当は疲れきってしまっていたという証拠
なのです。一時的に起き上がれないくらいのだるさを受け入れると、あとはスムーズに回復します。安心して頂きたいとつたえています。
あと、この事例も結構多いです。
ホットストレッチを受けながら、または、受けている最中に感情が高まり、涙を流されるって事例。性格的な傾向では、私のように、感情を溜め込んでしまいやすい人。そんな人はよくこのような状況になる。これも安心して大丈夫。過去の辛い体験を受け入れることができるほど心身がクリアになった証拠。クリアになる前段階と考えるといいでしょう。一時、悲しい、辛い感情を覚えるだけでこれもまた時間の経過と共に気分がスッキリしてきます。
中にはこんな人がいた。ホットストレッチを受けてすぐ、ネガティブな感情が一気に吹き出した。ビルの屋上から飛び降りてしまおうかと一時は思ったと。しかし、事前に私が説明をしていました。だからちょっとの時間我慢したらすぐに気持ちがスッキリしたそうだ。
この話をクライアントから聞いた時は鳥肌が立ちましたねえ!
それくらい、感情を押し殺していたんだから。普段から感情を押し殺す、そういう人って結構多いんじゃないでしょうか?
だって、日に日に複雑さを増してしまっている現代社会ですから。新しいルールがどんどんできる。今まで許されていたことができなくなる。そう言ったことはこれからも続いていきます。
つまり、生きていく=複雑さと付き合うということなんです。
脳がオーバーヒートしてしまうのは当たり前。
そして、脳がオーバーヒートしたら、身体にストンと緊張として蓄えられます。緊張が蓄えられた状態で日々活動する。この繰り返し。
どこかではけ口を見つけておかないとえらいことになりますよ?
それに気づかせてくれるのがこのような肯定反応なのです。被験者として、私も何度か経験があります。身体がぐったりきて、動けない。しかし、この後にやってくると分かっている「爽快感」これが最高なんですよねえ!
ホットストレッチの詳細はコチラ↓
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