「他力」という考え方が気持ちを楽にする

私たちは幼少の頃から「努力の美学」について教えられてきました。

自分の力で何とか道を切り開く、寝る間も惜しんで頑張ること、這いつくばってでも前に進め!
(体育会系出身の私にとってはもうこのような言葉は聞き飽きました……)

実際私自身、このような考え方を後ろ盾として日々精進してきたのが20代まででした。で?結果どうなりました?って話ですよね?

疲労困憊で動けなくなっちゃいました…

こんなにがんばっているのに…もっとがんばらんといけんのでしょうか?という負のスパイラルにしばらくはまっていたことを、この記事を書きながら思い出しています。今は?というと、このような古い考え方を手放すことで気持ちがとても楽になっています。

ここで私なりの「持論」を書いてみます。そもそも「努力」って、やりたくないことをただ強引にやらされている、義務的にやらねばいけないことに対する美化だと考えています。だからすぐに疲れるし、やる気もなくなる。

しかし、やりたいことをやっているときって、寝食忘れて夢中になれるし、少々のことでは疲れない。私が毎日行っているホットストレッチでもそうです。立て続けに何人もの人をストレッチしても、会社に勤めていた頃に比べたら疲れ方が全然違う。むしろ、充実感がみなぎってくる。だから私は、クライアントから充実感を頂いているんだなあとつくづく感じます。

私は努力と対局にある考え方が

「他力」

だと思っているんです。

自然の流れに身をゆだねてみる
流れるまま進んでみる
時には人やモノの力を借りてみる
人によっては神仏、創造主の力を借りる

それでいいじゃないですか?

電気、磁力、重力の力は目には見えません。しかし、それらに支えられて私たち生きていることは間違いないんです。

しかし、努力の重要性を懇々と教えられてきた私たちはなかなか受け入れられないことかもしれません。それは、心身が「重い」ことが原因です。まずは心身を軽くすることを行うと、不要な考えを捨て、新しい感受性を受け入れることができます。私もそのようにして「変化」してきました。

軽いものは水にも浮かぶし、風に乗って遠くまで飛んでいけます。常日ごろから心身を軽くして、見えない力のパワーを借り、望ましい未来の流れに乗っていけたら?毎日が楽しくて仕方なくなるでしょう。

心身を深いレベルで軽くする ゆかいさぽーと
http://www.stresscaresupport.com/

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