ココロの不調
身体の不調
ストレス反応は、脳が過剰に疲労して引き起こされますが、意識に上がる症状が上記のように、ココロ、身体のどちらかに出る、ということなのです。なので、根底の部分は、どのような症状を抱えていても同じ、ということになるのです、
だから、ホットストレッチは症状に対して行わないのです。
部分は対症目的で行なう場合は、症状の無害化が目的となります(痛みをなくす)。これでは病気の原因に触れられず、原因が改善されない限り、心身は病気を繰り返していくことになるのです。医学が発達し、症状を治すことができるようになっても、再発したり、他の病気を併発してしまう理由がここにあります。
なぜなら病気は思考や習慣が表現されたものであり、その無理を改善するための機会であるという認識が我々に必要になるからです。
この基本を自覚させることにより、ホットストレッチを受ける意味や動機が進んでいくことになります。
病気が治らないのではなく、本人が変わらないのです。病気を治せないのではなく、本人への行動変容の援助がうまく進んでいないと捉えて、日々、クライアントと接しています。
再度繰り返しますがホットセラピーは決して治療法ではないということ。結果としての治癒は望めますが、治るためのホットセラピーを進めていくことが目的です。その結果、治癒の効果だけでなく、あるいは治癒にいたらずとも、治癒を促進させるための自己評価の向上や社会統合性が向上していくのです。我々が目指すものは、それぞれの人のそれぞれの自己実現なのです。
次に考えることは、人体は微妙に変化を繰り返していることでしょう。外面的な把握では、内部の環境を正確に知ることは困難です。そのために症状を無くすことに固執すれば、調整の方向や方法を間違え、思わぬ事故が起きる可能性があります。
人体は我々が考えている以上に奥深いものです。ある現象は必要があって発生しています。それがたとえ、病気であってもです。その必要を検証せずに、単に症状が悪いものと決めつけ、症状だけを無害化させる方法には疑問を持つことは自然なことではないんです。また科学的、経験的実証のないものであれば何もしない方法も選択肢です。何もしないという方法もまた、自然治癒が活性化される方法であるからです。それだけ私たちの心身は、偉大な力を持っているからです。
ホットセラピーでは痛みを除くことが目的ではないという理由が、お分かりいただけたでしょうか?ホットストレッチは、意識に上がってくる痛みよりもさらに深い領域をクリアにし、ホットストレッチを受けた方々が、自然の流れに任せて回復していくことを目的にしているのです。
かなり深い領域に対してアプローチすることができると、私は自負しています。
ホットストレッチの詳細はコチラ↓
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