あらゆる環境に適応する「力」

4月も終わりに差し掛かり、新しい環境や新しい人間関係になじみつつある、という方も多いのではないでしょうか？

新しい場所に行くときに、ワクワクする人も、逆に、不安がある人もいると思います。人間には、生きていくために備わっている力があります。それは、

「環境適応力」（ホメオスタシス）

です。人間ほど地球上に繁栄している命はなく、どんな環境にも適応する力を私たちは持っているのです。

さて、この「環境適応力」は、どんなことにも「慣れる」ことができる力、という言い方もできるでしょう。この力を自覚的に発揮すれば、あなたは望み通りの人生を生きることができます。流れに乗ることができるということでしょう。でも、無自覚に環境に流されて、まわりに適応していたら、自分らしい生き方はなかなか、手に入らないかもしれません。

環境適応力を、上手に使うことができれば、日々、リラックスして過ごすことができますし、仮に、疲労困憊状態に陥ったとしても、目まぐるしい速さで回復することができます。

逆に、周りの環境に流されてしまっていると、緊張状態を持続し、感情コントロールも上手にできなくなり、病気や事故、トラブルの原因になってしまいます。

自分が今、どういう状態にいるのか？つまり、環境適応力を発揮できているのか？否か？それを簡単に把握する方法は

「ゆらぎ」

です。例えば、怒りやイライラ、そのような感情があっても、早くに平静な感情に戻ることができるか？ということです。小さい子供を観察すると、よく分かりますよね？さっきまで、ギャーギャー泣いていたのに、ケロッとしている。正に、自然に感情がゆらいでいる証拠ですね？

このようなゆらぎを維持することが、環境適応力を活性化させる第一歩となります。



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