一日10分でもいい、とか、簡単にできる、とか、様々な方法が出回っているみたいですね。
体験談を言わせていただきますと、短時間、瞑想をしたくらいでは、表面的には落ち着くかもしれませんが、奥深いところまで、心身がクリアになることはありません。
何を隠そう、私は、瞑想経験者で、とある山奥に10日間籠って、一日10時間以上もの間、瞑想した経験があるから言えるのです。その経験を、先日、友人と懐かしんでいました。
「今はもう、そこまでやる必要はないよなあ…」
というのが結論です。
なぜかって?
現代の生活のリズムの中で、長時間、座る時間を作るのは現実的ではありません。私が10時間瞑想したところでは、実生活に戻ったら、朝1時間、夜1時間の瞑想を継続することを勧められました。
実生活の中で、こんなにも多くの時間を割くということは、他のことをする時間がなくなってしまいます。
それに
そのような長時間もの間、座り続ける時間があるのならば、この地球上には美しい物や場所がたくさんあります。そのようなものに目を向けるだけでも、ココロの充足につながっていくのです。
さらに
他者との温かい交流、人の役に立っているという満足感、そのようなことが、日常の中で実感できるのであれば、それで十分にココロの充足につながります。自分自身の内面をクリアにするために、外にアプローチする、という考え方ですね。
瞑想は必要ない、というのは、私自身の主観であり、私自身の体験談を基にしています。実際にされている方、これからやってみようと思われる方を否定しているつもりは毛頭ない、ということを、ここで申し上げておきます。
ゆかいさぽーとストレスマネジメント研究所
http://www.stresscaresupport.com/
この記事へのコメント