この状態はよくあります。
実は、このような怒りの抑制がうまくいかない背景には、「随意筋の不随意筋化」という現象が関係しています。
身体の筋肉は普段、自分の意志で操作できるはずの随意筋ですが、こわばりが強くなることで、筋肉の操作性が制限されてしまい、その影響で思考や感情もコントロールしにくくなります。
怒りの抑制がうまくいかないと、些細なことでイライラしたり、過去の出来事が引き金となって猛烈な怒りが沸き起こったりすることがあります。
怒りは自然な感情であり、体内のエネルギーを放出するためにも必要なものです。
しかし、その怒りを蓄積させてしまうと、自己嫌悪やストレスが蓄積し、負のスパイラルに陥ることもあります。
このような負のスパイラルは自分自身の中で処理できなくなると、周りに飛び火したり、善悪の見境がつかなくなり、後で振り返ると
「どうしてこんなことしてしまったんだろう…」
というような言動をし、後悔するということにもなりかねません。
大事に至る前に、適切な対応をすべきなんですね?
怒ってはいけないのではなく怒る場面を間違えなければいいのです。
怒りをうまくコントロールするためには、怒りの放出場所や場面を間違えないことが重要です。
一人で大声を出したり、身体を動かして怒りを発散させることも有効です。
また、怒りをコントロールするだけでなく、身体のこわばりも定期的に緩めておくことが重要です。
身体のこわばりが溜まると、病気や事故、人生上のトラブルにつながる可能性があるため、定期的なリラックスやストレッチを心がけましょう。
大きく背伸びをするだけでも全然違ったものになります。
身体のこわばり=身体の縮こまりと言い換えることもできますからね?
自分自身の感情操作について、補足しますと、感情はココロ(脳)だけでコントロールしてはならないのです。
ココロと身体は密接に関わっていますので、抑えきれない怒りが襲ってきた場合は身体を上手に利用すると上手くいきます。
ブログでは何度も書いていますが「息を吐く」こと!極めて単純なことではありますが効果的なテクニックです。
生活の中に取り入れましょう。
このように、怒りやこわばりを放置せず、適切な方法でコントロールすることで、より健康でバランスの取れた生活を送ることができます。自分自身や周囲の人々との関係も良好に保ちながら、ストレスフリーな日々を送るために、身体と心のケアを怠らないようにしましょう。
身体に蓄積された不要な感情は第三者の力を借りて放出させるとより効果的
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