ストレスマネジメントの新常識:身体を主体にココロの状態変化を促す

「姿勢の乱れは人生の乱れ」

という格言をご存知ですか?これは私がセラピストとして学ぶ中で、師匠から教えられた言葉です。この言葉には、続きがあります。

「無理やり姿勢を正そうとしてもうまくは行かない。姿勢を正したければ身体の過剰なこわばりを取ること」

姿勢を正すという行為は、意識の力だけに頼ることで、疲弊している無意識を無視することになります。私たちの生命活動は、無意識の力が正常に働くことで、意識との相乗効果を生み出します。ストレスマネジメントの実践は、無意識をクリアにすることから意識改革が始まります。ただ手を置くという簡単な方法があります。効果はすぐに現れるわけではありませんが、じわじわと確実に効果が現れるでしょう。

手を触れる際のポイント

前回の記事の補足になりますが、手を触れる際、身体から無意識に安心感を与えるため、以下のように注意を払ってください。

手をゆっくりと掛ける:3秒ほどかけてゆっくりと手のひら全体を身体に密着させることで、無意識は安心し、クリアになります。
手を放す際も同様にゆっくりと:30秒後も同じ手順を取り入れることで、心底安心感を浸透させることができます。

本音と建前のケア方法

前面で受けたダメージは背面に蓄積され、背面で処理できなくなると前面に顕在化します。本音のケアは朝晩じっくりと、建前の部分は気づいた時に行うことが大切です。

重要なのは「熱の浸透」

単純に見えるストレスマネジメントの方法ですが、重要なのは「反復」です。効果測定の方法として「熱の浸透」を取り入れましょう。手のひらから発せられる温もりを感じることができるかがポイントです。最初は冷たく感じるかもしれませんが、反復することで徐々に温もりを感じることができるようになります。

この記事のまとめ

ストレスマネジメントは簡単な方法から始めることが大切です。日常の中でこの方法を取り入れ、自分自身を守りましょう。変化は、しばらくしてから気づくことが多いもの。イライラが減った、手のひらが温かく感じるなど…。これらの変化を感じることができたら、その効果を実感できています。自分の心身を守るために、日常の中でこの方法を継続的に行い、自分自身の変化を楽しみましょう。

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